庭木の剪定時期について
2024.06.13
庭木の種類ごとの剪定時期が重要
以前ブログで庭木を植えたらまずやってほしいことを紹介いたしました。
→庭木(植栽)を植えたらやってほしいこと!
庭木の剪定については、剪定方法や時期は庭木の種類によっても違うので調べてみてくださいと詳しく載せてませんでした。
今回は剪定の必要性やおすすめの剪定時期について解説していきたいと思います。
まず剪定が必要な理由は見栄えの問題があります。
山の樹木とは違うので、お庭にあったサイズにカットすることで美しさが保てます。
またそれだけでなく、適切に剪定をしないと採光性が悪くなって庭木の発育に影響したり、病害虫が発生したりします。
庭木に日光や水分を行きわたらせ、良い環境を維持するためには剪定が必要です。
剪定の時期は基本的には冬季剪定と夏季剪定の年2回が理想的です。
冬季剪定は発芽前の休眠期に行う剪定です。
活動を開始する春に備えて、不要な枝を切除したり葉を大幅に減らすような大掛かりな剪定を行うことが多いです。
夏季剪定は庭木の生育中に行います。
伸びすぎた枝や葉を剪定して全体の形を整えるのが目的の軽剪定です。
基本の剪定時期は説明した通りなんですが、庭木の種類によってよいとされる剪定時期は若干違ってきます。
針葉樹(スギ・マツ・マキ・コニファー類)の剪定時期
基本剪定は新芽が育つ前の3~4月、軽剪定は10~11月がおススメです。
常緑樹(ツバキ・サツキ・シマトネリコ・オリーブ)の剪定時期
基本剪定は5~6月の新芽が落ち着いたころ、軽剪定は9~10月がおススメです。
落葉樹(アオダモ・ヤマボウシ・モミジ・アオハダ)の剪定時期
基本剪定は葉が全て落ち枝の状態が分かりやすい12~2月、軽剪定は3~4月の新芽が育つ前がおススメです。
※ 注意事項
花を咲かせる庭木は通常、花を咲かせた後少し休んでから花芽を形成して次の花を咲かせる準備に入るので、花後すぐが基本剪定に適した時期となります。
花芽が形成されてから剪定すると、花芽を切り落とすことになってしまい、花が咲かなくなることになります。
◇剪定時期が特殊な庭木について◇
◆アジサイ
花後すぐに花の下の葉を剪定します。その後の剪定は花芽を切ってしまうことになります。
◆サクラ
基本剪定は樹勢を弱らせてしまうことがあるため、枝が細いうちに軽剪定します。
◆ウメ
花後すぐに剪定します。
◆キンモクセイ
花後から春先まで剪定できますが、夏の剪定は枝枯れの原因になるので避けます。
◆サザンカ
花後から春先まで剪定できます。刈り込む場合は3月下旬~4月上旬が理想的です。
◆ツツジ
刈り込むなら花後すぐに剪定します。
◆ハナミズキ
休眠期に剪定するのが理想的です。
◆サルスベリ
冬の剪定は枯れる原因になることがあるため、暖かくなった3月頃に剪定するのが安全です。
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